2015/12/12 Category : レトロゲーム:さ行 はみこんカルタ「し」の巻 いつもお世話になっております。 挑戦を続けている文月しのぶです。 そんなこんな、 今日のはみこんカルタは「し」についてお伝えいたします。 たけしの挑戦状というゲームをご存知でしょうか。 ビートたけし氏が大学ノートにアイデアをびっしり書き、 新宿のホテルに缶詰め状態になってみっちり話し合い 製作されたと言われている伝説のク●ゲー。 普通にプレイを開始すると、横スクロールアクション。 ……ただ、 そもそもなにが目的のゲームなのかわからない。 故に、なにが最終目的なのかがわからない。 ラスボスを倒すの?……ラスボスなんていません。 姫を助けるの?……姫なんて出てきません。 どこへ行けば良いの?……島。 この最終目的に気づくことこそが、 「挑戦状」を攻略する第一歩。 ここからはいきなりラストのネタばらしになりますが、 ビートたけし氏はエンディングで 「こんなゲームにマジになっちゃってどうするの」 と呟いておられ、、、まさにこれが「挑戦状」の答。 プレイヤーが操作する主人公は、とあるサラリーマン。 彼はゲームの中ではプレイヤーの分身として動くわけで。 「こんなゲームにマジになっちゃってどうするの」 つまり、ゲームの中なのだから 現実ではできないことをしろ、ということ。 スナックで焼酎を5杯呑んで酔いつぶれる。 妻と離婚。 会社へ辞表を提出。 ヤクザとケンカ。 宝の地図をくれる老人を始末。 宝の地図を日光にさらして一時間放置。 などなど。 このゲームの中では、 とにかく現実ではできないであろうことをやると 先へ進むことができるという。 今も、 伝説のゲームとして語り継がれている所以が ここにある。 以上にてよろしくお願い致します。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword